マルチバガス

マルチとしてのバガス(特徴・効果)
「表層マルチ」としての効果
有機質のマルチ資材(バガスマルチ)を使用する事により、地温の調整や水分保持・ハウス内の湿度調整などの効果が期待出来ます。
土との接地面にできるカビ(細菌)が増えることにより、土の団粒化が進み作物の養分吸収率がUPします。
土の団粒化が進む事により、土がフカフカになりミミズなどの小動物や土着天敵の住みやすい環境が出来、病害虫が増えにくい環境を整えます。
収穫後、そのまま土にすき込む事が出来るため、次作の土作り作業の省力化も可能です。

「土中マルチ」「土壌改良資材」としての効果
土中マルチとして根の回りにバガスマルチを施用し栽培する事で、根の下に適度な空気層が確保され作物の毛細根の発育が促されます。
土壌改良資材としてバガスマルチを使用する事により、さとうきびを搾った後の残留糖分が、土着菌の養分となり、繁殖する事で土中で菌糸が伸び保水性・排水性の改善をすると共に、地温の上昇を抑える効果を発揮します。

バガスマルチの土壌での効果的な分解方法として、こうじ菌や納豆菌などの好気性菌と、乳酸菌や酵母菌などの嫌気性菌をバランス良く与えることにより、大気中酸素やバガスマルチの糖分をエサに菌の働きが活発になり分解が進みます。

バガスマルチチラシ