珪酸の重要性
土の素粒子は、珪酸とアルミナがそのマイナス電気とプラス電気によって
お互い引き付け合って出来ています。そしてこの珪酸のマイナス電気が
様々な地力(CEC,保肥力,肥効持続力,緩衝能力,団粒形成,チッソの調整
能力等)の素となっています。しかも、有機物を併用する事で飛躍的に
効果が高まります。ところが近年、過剰な石灰、ヨウリン、ミネラル類の投入
により土壌のPHが上がりすぎて、この大切な珪酸が流亡したり、その逆に
酸性肥料の多用によりPHが下がりすぎて珪酸が沈殿してしまう現象が
おおく見られます。
このような土壌ではいくら有機物を投入しても団粒化は進まず地力は
高まりません。そこで、珪酸を主体としたこの資材による地力の増進を
是非お試し下さい。
基本的効果
CECの増大、土の団粒化、保肥力の増大、緩衝力の増大
茎・葉を固くし倒伏防止、作物の受光態勢を良くし光合成の活発化
二次的効果
活性アルミナの抑制によるりん酸肥効増大
多孔性による不良ガス、不純イオンの吸着
多孔性による有効微生物の増殖と病原性微生物の抑制
珪酸以外の微量要素の供給
分析例
珪酸(SIO2)71.45% 酸化鉄(Fe2O3)4.55%
C E C 139meq/100g 酸化アルミニウム(AL203)9.87%
PH(H2O)6.12 カルシウム(CaO)3.30%
土壌改良資材の名称 ケイ酸質資材
土壌改良資材の種類 ゼオライト(沸石)
JANコード 4571255833164
原産国 インドネシア共和国